素人の寄り集まり、腕は悪いが母校と校歌を愛する気持ちは人一倍強い、とにかく頑張ろうとやりだした。12月末に襖の張替え、並行して下絵の制作、撮った写真をもとにいささか写実的な絵となる。敢えて言えば手前の松の樹一本が墨絵風かな・・・。とにかく半紙や色紙に書いてきた絵と襖とではまるっきり違う・・・。腕のないものが思い煩うことがそもそも間違い。素直に表現しよう。ちょっと気が楽になったのか、それからは筆が進む。もう1月も早や半ば、
38期の先輩、青木さん、市川さん、酒井さんが寒いのに頑張って来て頂く。高24期高樫さんは能勢の山奥から車で来てくれ、一番基本的な下絵の寸法取り等を助けてくれる。一段落すると道が凍らないうちに帰りますと夕方に帰る。皆頑張ってくれる。一番目に付く天守閣。アングルを考え写真を撮ってくる、四つ切りに延ばし、寺坂君に天守閣を依頼する。一番気に入っている彼にやってもらう。全体的にぼちぼち完成が近い。小生の仕上げる櫓が一番最後になり、2月に入る。校歌1番4番の歌詞を青木さんに書いてもらう。歌詞が入ると絵が引き締まる。2月5日に最終チェック完成する。
素人の集まりにしてはよく出来た。全員力を合わせれば何でもできる。皆さんご苦労様でした。2月8日式典当日までに出来上がったことが最高の喜びだった。 (倉田満男 記)
H19
天商美術倶楽部(墨絵の会)会員募集
一筋の線にも力を入れる・抜く、墨を濃くする・淡くする。これだけで作者の意志が作品に伝わってきます。
皆さん、墨絵の世界で一緒に学びましょう。
指導 (高1回)高田敏雄
会員 (第38回)青木敏子、酒井敬子、市川一枝
(高4回)倉田満男
(高24回)寺坂真司、富樫清美
H18
我々は墨絵を通じて日本人の美意識を追求しております。
毎月1回、天商会館において、第2木曜午後1時半からです。
気軽に1度のぞいて下さい。
指導 高田敏雄(高1)
会員 青木敏子(第38回) 酒井敬子(第38回)
市川一枝(第38回) 倉田満男(高4)
朝倉政子(高15回) 寺坂真司(高24回)